下野市議会 > 2021-06-18 >
06月18日-05号

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  1. 下野市議会 2021-06-18
    06月18日-05号


    取得元: 下野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 3年  6月 定例会(第2回)          令和3年第2回下野市議会定例会 第5日議事日程(第5号)                  令和3年6月18日(金)午前9時30分開議日程第1 諸般の報告日程第2 議案第36号から議案第40号までについて(付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決)日程第3 陳情第1号について(付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決)追加日程第1 議案第41号及び議案第42号について(提案理由の説明、内容の説明、質疑、討論及び表決)---------------------------------------出席議員(17名)     1番  坂村哲也君      3番  伊藤陽一君     4番  五戸豊弘君      5番  貝木幸男君     6番  石川信夫君      7番  相澤康男君     8番  奥田 勉君      9番  中村節子君    10番  大島昌弘君     11番  高橋芳市君    12番  石田陽一君     13番  小谷野晴夫君    14番  秋山幸男君     15番  磯辺香代君    16番  松本賢一君     17番  岡本鉄男君    18番  村尾光子欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長        広瀬寿雄君   副市長       山中庄一君 教育長       石崎雅也君   総合政策部長    小谷野雅美君 総務部長      手塚 均君   市民生活部長    山中利明君 健康福祉部長    福田充男君   産業振興部長    栃本邦憲君 建設水道部長    保沢 明君   会計管理者     木村一枝君 教育次長      近藤善昭君   行政委員会事務局長 関 久雄君---------------------------------------職務のため議場に出席した者の職氏名 事務局長      谷田貝明夫   事務局議事課長   篠崎正代 事務局議事課主幹  篠原 恵    事務局議事課主事  坂本 瞳 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○議長(小谷野晴夫君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりです。 お知らせします。上着の着用は適宜自由にしてください。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(小谷野晴夫君) 日程第1、諸般の報告を行います。 第97回全国市議会議長会定期総会におきまして、地方自治伸長発展と市政の向上、振興に多大なる貢献をされた市議会議員の表彰が行われ、本市議会では磯辺香代君が議員20年以上の在職、石田陽一君が議員15年以上の在職によりそれぞれ表彰されましたのでご報告します。 なお、表彰状の伝達は本会議終了後に行います。--------------------------------------- △議案第36号~議案第40号の付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 日程第2、議案第36号から議案第40号までの5件について一括議題とします。 去る6月8日の本会議において各常任委員会に付託した案件の審査結果について、委員長の報告を求めます。 初めに、総務常任委員会委員長石田陽一君。     〔総務常任委員会委員長 石田陽一君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長石田陽一君) おはようございます。 総務常任委員会の審査結果について報告いたします。 今定例会において、当委員会に付託されました案件は、令和3年度一般会計補正予算案1件、条例制定案1件、条例改正案1件の全3件であります。 付託案件の審査は、去る6月11日に委員会を開催し、執行部から所管部課長の出席を求め、細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査した結果、お手元に配付しております総務常任委員会審査報告書に記載のとおり、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第36号 令和3年度下野市一般会計補正予算(第2号)の所管関係部分について申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 20款2項1目財政調整基金繰入金について、委員から「財政調整基金を取り崩して事業に対応するとのことだが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金はいつ交付される見込みなのか」との質疑があり執行部の答弁は「今年度の交付予定額は1億3,000万円であり、7月に国へ実施計画を提出し、その後交付決定される」とのことでした。 次に、歳出について申し上げます。 2款1項6目財産管理費及び14目自治振興費について、委員から「備品購入費が同額であるが内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「どちらも体表面温度計測機能付顔認証リーダーの購入費である。財産管理費庁舎会議室及び4階ロビーに3台設置し、自治振興費ではコミュニティセンター3か所に設置するものである」とのことでした。 続いて、2款1項7目企画費における地方創生推進事業について、委員から「テレワーク移住促進補助は、同一の企業から複数名移住の場合個人に対し支給されるものか。また、現在の移住支援金は合わせて支給されるのか」との質疑があり、執行部の答弁は「企業の証明により個人に支給される。国、県と共に実施している移住支援金と今回の移住促進補助金の双方が交付される」とのことでした。 続いて、2款1項11目情報管理費における情報ネットワーク管理事業について、委員から「ウェブ会議用端末庁内ネットワークを使用するのか」との質疑があり、執行部の答弁は「庁内ネットワークとは別である。現在2台使用しているが、ウェブ会議の増加に伴い新たに6台を導入する」とのことでした。 また、他の委員から「6台の端末について、設置場所は固定なのか」との質疑があり、執行部の答弁は「庁舎のサポート室6室に設置する」とのことでした。 続いて、2款1項12目市内公共交通推進費における公共交通緊急対策支援事業について、委員から「事業内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「市内公共交通の18事業者に対し、抗菌ウイルスコートなど新型コロナウイルス感染対策への補助を行う」とのことでした。 これを受けて、委員から「既に感染対策を実施している事業者補助対象となるのか」との質疑があり、執行部の答弁は「4月1日以前に実施した抗菌ウイルスコート補助対象外である。消毒液やマスク、空気清浄機等は対象となる」とのことでした。 本案については、採決の結果全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第37号 押印を求める手続の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について申し上げます。 委員から「今後対象となる条例は増えるのか」との質疑があり、執行部の答弁は「条例は4件のみである。今後は規則や要綱等の改正を順次行っていく」とのことでした。 また、他の委員から「押印を廃止し署名を残す条例は幾つあるのか」との質疑があり、執行部の答弁は「全てを署名までは求めない方向で改正をしている」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第38号 下野市国民健康保険条例の一部改正について申し上げます。 委員から「改正案の定義はどのような意図で記されているのか」との質疑があり、執行部の答弁は「条例中、新型コロナウイルス感染症の定義については新型インフルエンザ等対策特別措置法の規定を引用していた。この規定が改正されたため同様の定義を設けるものである」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 総務常任委員会委員長の報告が終わりました。 次に、経済建設常任委員会委員長岡本鉄男君。     〔経済建設常任委員会委員長 岡本鉄男君登壇〕 ◆経済建設常任委員会委員長岡本鉄男君) おはようございます。 経済建設常任委員会の審査結果について報告いたします。 今定例会において当委員会に付託されました案件は、令和3年度一般会計補正予算案1件、条例廃止案1件の全2件であります。 付託案件の審査は、去る6月10日に委員会を開催し、執行部から所管部課長の出席を求め、細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査した結果、お手元に配付しております経済建設常任委員会審査報告書に記載のとおり、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第36号 令和3年度下野市一般会計補正予算(第2号)の所管関係部分について申し上げます。 歳出について申し上げます。 6款1項3目農業振興費における強い農業・担い手づくり総合支援交付金について、委員から「内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「4名の農業者に対する交付金であり、地域農業の担い手として経営発展の取組を行う担い手支援タイプとして3名、より高い目標を持って農業経営体の主体性を発揮した取組に対し支援を行う先進的農業経営確立支援タイプとして1名を対象としている。いずれもコンバインやトラクターといった農機具購入に対する交付金である」とのことでした。 続いて、施設管理費レストハウスしもつけ解体工事について、委員から「さきの常任委員会で示された解体工事費から減額となったが、市役所内部で費用の妥当性をチェックできる体制は整っているのか」との質疑があり、執行部の答弁は「建設部門教育部門については技師が配置されているが、福祉部門など技師の配置がない部署をメインに契約検査課で支援、協力を行っている。今回の場合、施設の指定管理者から指定管理辞退の届出があり、公園を管理する上で公園の利用に支障が出ないよう来客者の多い芋煮会までに建物を取り壊すこととした。本来は業者への設計委託により中身を精査し、事業費を正確に算出してから予算を計上すべきであったが、時間的な制約を考慮し同時進行で進めてしまい、チェック機能という部分では十分ではなかったと考えている」とのことでした。 これを受けて他の委員から「公共工事という性格上、より安全を期して廃材の処理等もしっかりと行わなければならないと思うが、市民感覚からすれば高額な予算であり、解体工事に際して入札方法を工夫し、金額を下げることは考えられないのか」との質疑があり、執行部の答弁は「契約検査課と協議しながら、適正に実施したい」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号 下野市農村レストラン条例の廃止について申し上げます。 本案については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、審査の通過において次の要望がありましたので申し添えます。 レストハウスしもつけの解体に関して、工事の入札に当たっては発注方法入札参加資格要件等の検討を行うとともに、設計段階において設計業者との協議を十分に行い有価物売却等を含め適正に積算し、極力事業費を抑えられるよう努力していただきたい。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 経済建設常任委員会委員長の報告が終わりました。 最後に、教育福祉常任委員会委員長松本賢一君。     〔教育福祉常任委員会委員長 松本賢一君登壇〕 ◆教育福祉常任委員会委員長松本賢一君) 教育福祉常任委員会の審査結果について報告いたします。 今定例会において当委員会に付託されました案件は、令和3年度一般会計補正予算案1件、条例改正案1件の全2件であります。 付託案件の審査は、去る6月9日に委員会を開催し、執行部から所管部課長の出席を求め細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査した結果、お手元に配付しております教育福祉常任委員会審査報告書に記載のとおり、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第36号 令和3年度下野市一般会計補正予算(第2号)の所管関係部分について申し上げます。 歳出について申し上げます。 3款2項6目放課後児童健全育成費について、委員から「庁用器具購入費の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「体表面温度計測機能付顔認証リーダー卓上タイプを購入する予定である。学童利用の子供には、通常のタイプでは身長が合わないため卓上タイプを選択し、施設の設置状況により対応する」とのことでした。 続いて、他の委員から「子供に熱がある場合はどうするのか」との質疑があり、執行部の答弁は「保護者に連絡を取る対応となる」とのことでした。これを受けて委員から「保護者が迎えに来るまで時間がかかるときはどうするのか」との質疑があり、執行部の答弁は「静養室を備えている施設もあるが、施設ごと対応方法を検証していきたい」とのことでした。 続いて、4款1項2目予防費について、委員から「新型コロナウイルスワクチン接種特別協力金の内容を確認する」との質疑があり、執行部の答弁は「1か月1,000回以上の接種を実施する医療機関、1か月に200回以上接種を実施する医療機関が対象である。前者を3か所、後者を7か所と想定している」とのことでした。 これを受けて、委員から「自治医科大学附属病院も含まれるのか」との質疑があり、執行部の答弁は「含まれる」とのことでした。続いて、委員から「今後基礎疾患のある方の接種はどのようにするのか」との質疑があり、執行部の答弁は「59歳以下の方がいる世帯に基礎疾患のある方の調査を行い、基礎疾患のある方と60~64歳の方に接種券を送る。その後は接種券を10歳区切りで段階的に送付し、混乱のないよう予約開始当初は電話台数を増やして対応する予定である」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第39号 下野市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について申し上げます。 委員から「これまで市がALT個人と直接契約をしていたものが派遣会社との契約になるということか。直接雇用では人材が見つけにくいなどの状況があったのか」と質疑があり、執行部の答弁は「直接雇用から事業者との契約により人材を派遣していただく。ほかの市町でも人材確保に苦慮している状況であり、人材派遣のほうが学校教育への影響が少ないと判断した」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、審査の過程において次の要望がありましたので申し添えます。学童保育事業で購入する体温計を有効に活用する意味でも、発熱等体調不良の児童への対応について施設を点検しマニュアルを整えていただきたい。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 各委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑は所属常任委員会以外で1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 討論につきましては、事前の通告がありませんので省略し、これから採決を行います。 採決は起立によって行います。 初めに、議案第36号について採決します。 本件に対する各委員長の報告は可決すべきものであります。 各委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席に願います。起立全員です。 よって、本件は各委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第37号から議案第40号までの4件について、一括して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、一括採決することに決定しました。 これら4件について各委員長の報告は可決すべきものであります。 各委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席に願います。起立全員です。 よって、これら4件は各委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △陳情第1号の付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 日程第3、陳情第1号についてを議題とします。 去る6月8日の本会議において、経済建設常任委員会に付託した陳情第1号の審査結果について、お手元に配付したとおり経済建設常任委員会審査報告書が提出されております。 委員長の報告を求めます。 経済建設常任委員会委員長岡本鉄男君。     〔経済建設常任委員会委員長 岡本鉄男君登壇〕
    経済建設常任委員会委員長岡本鉄男君) 今定例会において、経済建設常任委員会に付託されました陳情第1号 下野市に対し「都市再生整備計画自治医大周辺地区(平成31年1月)の見直しを求める意見書」の提出並び東日本電信電話株式会社に対し、「自治医大周辺地区電線類地下埋設を求める要望書」の提出を要請する陳情の審査結果について報告いたします。 本陳情の審査は、去る6月10日に委員会を開催し慎重に審査した結果、お手元に配付しております委員会審査報告書に記載のとおり、不採択とすべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 本陳情の趣旨は、自治医大周辺地区定住環境整備の一環として電線類地下埋設の推進を図るため、下野市への「都市再生整備計画自治医大周辺地区の見直しを求める意見書」の提出並び東日本電信電話株式会社への「自治医大周辺地区電線類地下埋設を求める要望書」の提出を求めるというものであります。 審査において、委員から「電線類地下埋設は一部地域で計画するものではなく、市全体で考えるべきものである。都市再生整備計画は既に事業が進んでおり計画の見直しはできないことから、陳情には応えられない。地下埋設が実現できれば良いが事業には多額の費用を要するため、現状においては新型コロナウイルス対策を優先すべきである」などの陳情に反対する意見が出されました。 一方、「電線類地下埋設を進めることは、防災性の向上など市にとってメリットがある。市全体で計画すべきことであるので趣旨採択としたい」との陳情の趣旨採択を求める意見が出されました。 初めに、陳情を趣旨採択とすることについて採決した結果、賛成少数により否決となりました。 次に、陳情について採決した結果、反対全員により不採択とすべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました陳情の審査の経過及び結果について報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 経済建設常任委員会委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑は所属常任委員会以外で1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 討論につきましては、事前の通告がありませんので省略し、これから採決を行います。 採決は起立によって行います。 本件に対する委員長の報告は不採択とすべきものであります。 委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の方はご起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席に願います。起立多数です。 よって、陳情第1号は不採択となりました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小谷野晴夫君) お諮りします。市長から、議案第41号及び議案第42号が提出されております。 これを日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定しました。 書記に資料を配付させます。 ここで暫時休憩いたします。 10時10分から再開いたします。 △休憩 午前9時57分 △再開 午前10時10分 ○議長(小谷野晴夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。--------------------------------------- △議案第41号及び議案第42号の提案理由の説明、内容の説明、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 追加日程第1、議案第41号及び議案第42号について議題とします。 事務局に市長から提出された議案を朗読させます。 なお、朗読は議案等番号及び付議事件名のみとし、本文は省略します。 議会事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小谷野晴夫君) 朗読が終わりました。 続いて、提案理由の説明を求めます。 広瀬市長。     〔市長 広瀬寿雄君登壇〕 ◎市長(広瀬寿雄君) 令和3年第2回下野市議会定例会に追加提出いたしました議案の概要についてご説明申し上げます。 今回提出いたしました議案は、令和3年度下野市一般会計補正予算1件、条例の改正1件の計2件であります。 議案第41号は、令和3年度下野市一般会計補正予算(第3号)であります。 歳入においては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業及びひとり親世帯以外の世帯分の低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金事業に対する新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金を追加し、歳出においては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業及びひとり親世帯以外の世帯を対象とした低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金事業に係る経費を追加するものです。 その結果、歳入歳出それぞれ6,267万円を追加し、予算総額を287億6,402万9,000円とするものであります。 議案第42号につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制を強化し、早期に接種を完了させるため集団接種に従事する医師の手配を円滑にする必要があることから、下野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものであります。 以上が今回提出いたしました議案等の概要であります。 何とぞ慎重審議の上、議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小谷野晴夫君) 提案理由の説明が終わりました。 執行部の説明を求めます。 初めに、議案第41号について内容の説明を求めます。 総務部長 ◎総務部長(手塚均君) それでは、議案第41号 令和3年度下野市一般会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 地方自治法第218条第1項の規定により、令和3年度下野市一般会計補正予算(第3号)につきまして、議会の議決を求めるものであります。 このたびの補正は、総合支援資金再貸付を終了した一定の要件を満たす生活困窮世帯に対する新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業と、ひとり親世帯以外の低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金事業に係る経費を追加計上するものであります。 2枚目をお開き願います。 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,267万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ287億6,402万9,000円とするものであります。 それでは、歳入につきましてご説明申し上げますので、6ページをお開き願います。 16款2項2目民生費国庫補助金6,267万円の追加につきましては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金と低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金における新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金を計上するものであります。 続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。 8ページをお開き願います。 3款1項1目社会福祉総務費1,400万4,000円の追加につきましては、総合支援資金の再貸付を終了した一定の要件を満たす生活困窮世帯に対する新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に係る経費を計上するものであります。 2項2目児童措置費4,866万6,000円の追加につきましては、子育て世帯生活支援特別給付金の支給に係る経費を計上するものであります。 最後に、10ページ、11ページにつきましては、一般職の給与費の明細書であります。 以上で、議案第41号の内容の説明とさせていただきます。 ○議長(小谷野晴夫君) 内容の説明が終わりました。 次に、議案第42号について内容の説明を求めます。 健康福祉部長健康福祉部長(福田充男君) それでは、議案第42号 下野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 現在、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止、重症化を防ぐ観点からワクチン接種を実施しているところでございますが、集団接種につきましては嘱託医は2時間交代で接種業務に従事していただいているところでございます。今後、ワクチン接種を加速するため接種日等の拡大や同時2会場での接種体制を取るに当たり、医師の手配が難しくなり、一人の医師が4時間従事する場合も想定されるところでございます。つきましては、現状との均衡を図るため新型コロナウイルスワクチン接種に限り報酬の支払い単位を改正するものであります。 それでは、新旧対照表によりご説明いたします。新旧対照表をご覧ください。 附則になりますが、次の1項を加えることといたします。 新型コロナウイルス感染症に係る予防接種における予防接種嘱託医の報酬の特例といたしまして、別表第1、予防接種嘱託医の項中「日」とあるのは時間帯とし、この時間帯とは原則2時間を単位とするものであり、当該予防接種を実施する対象者に対し当該予防接種を実施する時間帯として市が指定するものと規定するものであります。 また、別表第1中、年月日の別を区別に改めるものです。 条例本文に戻りまして、附則でございます。 この条例は、公布の日から施行し、この条例による改正後の下野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の規定は、令和3年6月19日から適用することとしております。 以上、議案第42号の内容説明とさせていただきます。 ○議長(小谷野晴夫君) 内容の説明が終わりました。 これら2件について、委員会の付託及び討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、委員会への付託及び討論を省略します。 これから質疑を行います。 なお、質疑は1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。 1番、坂村哲也君。 ◆1番(坂村哲也君) 全部で4点質問させていただきます。 初めに、議案第41号、9ページ歳出の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業につきましてお伺いいたします。 全協でも説明を受けましたけれども、55世帯を対象と見込んでいるということでしたけれども、総合支援資金の貸付けを上限まで受けているということが支給の条件であるのかどうか。あとはその55世帯の方々がそういったことになっているのかということをお伺いしたいと思います。それが1点目です。 2点目が、同じところですけれども、求職活動要件ということで、誠実かつ熱心に求職活動を行うということが要件として説明がありましたけれども、この求職活動をどのように確認していくのかお伺いしたいと思います。 3点目です。この事業を対象者に周知していく方法をお伺いしたいと思います。 そして、最後の4点目につきましては、議案第42号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましてお伺いしたいんですけれども、内容は理解できましたけれども、このための予算の増額などの補正予算は必要ないのかということをお伺いしたいと思います。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(小谷野晴夫君) 健康福祉部長健康福祉部長(福田充男君) お答えいたします。 まず、1点目でございますが、こちらの総合支援金の貸付でございますが、こちらにつきましては、社会福祉協議会のほうにおきまして緊急小口資金と総合支援資金という2種類の貸付を行っているところであります。こちらの貸付の上限額が2人以上の世帯ですと200万円ということになってございます。この200万円の上限に達してしまいまして、さらなる貸付を利用できない困窮世帯に対して、今回55世帯が対象ということで予算を計上させていただいたところでございます。 続きまして、2点目でございますが、求職活動要件の中でハローワークなどに通っていただくという要件がございます。そちらの確認の方法ということでございますが、こちらにつきましては、この支援金の申請時点におきまして求職活動の要件を説明させていただいた上で、その要件を実施することを理解した上で確認書を提出していただくということになります。この確認書を提出いただく際に誓約事項といたしまして3点ほどございまして、まず1点目が月1回以上自立相談支援機関の面接の支援を受けること、2点目が月2回以上ハローワークで職業相談を受けること、3点目といたしまして原則週1回以上求人先へ応募するか面接を受けると、こちらの3点を誓約をしていただくということになります。 なお、この3か月間が支援金の受給期間となるわけでございますが、この期間中は毎月報告書のほうを提出していただくということで確認をすることとしてございます。 続きまして、3点目のこちらの周知の方法でございますが、対象世帯につきましては55世帯ということではございますけれども、こちら市のホームページ、広報等を活用いたしまして周知のほうは図っていきたいということで考えてございます。 続きまして、4点目でございますが、予防接種嘱託医の報酬の関係でございますが、予算のほうの増額等はないのかというご質問でございますが、今回はあくまでもその報酬の支払いの単位を改正するといったものでございます。現在は2人の医師が2時間ずつ交代で接種をしておりまして、その場合2人で6万円の報酬をお支払いしているところでございますが、今後一人の医師が4時間従事した場合につきましては6万円を支払うということになるものですから、同じ4時間ということで支払う額については変わりはございませんので予算についての増額等も特にはございません。 以上でございます。 ○議長(小谷野晴夫君) 1番、坂村哲也君。 ◆1番(坂村哲也君) 理解できましたので、ありがとうございました。 ただ、幾つか確認したいんですけれども、周知につきましてはこの事業に限らずインターネットを利用することに慣れていない方とか、またこの前お話出ましたけれどもそれ自体を見ることが難しい方がいらっしゃいますので、情報弱者の方という方がいらっしゃいますので、引き続きそれに対してはご対応をお願いしたいと思います。 それで、最初のほうの自立支援金支給事業につきまして社会福祉協議会のお名前が出たんですけれども、今回のこの事業に関しても社協が窓口となるんでしょうか。お伺いしたいと思います。 ○議長(小谷野晴夫君) 健康福祉部長健康福祉部長(福田充男君) お答えいたします。 現在生活困窮者に対する総合支援資金の貸付、また相談支援につきましては社会福祉協議会のほうで実施をしているところでございます。この自立支援金に関しましてもその貸付に関連してくる事業でもありますので、利用者の利便性を考慮いたしまして今回の支援金の窓口につきましても社会福祉協議会のほうで窓口となっていただくということで考えてございます。 ○議長(小谷野晴夫君) ほかに質疑ありませんか。 18番、村尾光子君。 ◆18番(村尾光子君) 私も41号について同様の質問をいたします。 低所得者の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金についてですが、以前、全員協議会で扶助費の支給世帯は936人ということでありましたけれども、このうち高校生のみを養育している世帯数というのはどのぐらいあるのでしょうか、を伺います。 それから、42号についてですが、ただいまの質疑でもありましたが、予算増額は必要ないというようなことをおっしゃっていましたけれども、説明の段階で接種回数を増やすとか会場を増やすという予定があるようですので、そうするとこの支払額も増えてくるのではないかと思うのですが、それは関係ないのですか。 ○議長(小谷野晴夫君) 健康福祉部長健康福祉部長(福田充男君) お答えいたします。 まず、1点目のひとり親世帯以外の低所得者の子育て世帯の給付金でございますが、こちらについては対象、給付の人数といたしましては936人ということで一応予算のほうも計上してございます。そのうち高校生のいる世帯に関しましては、60世帯で75人ということで見込んでいるところでございます。 また、2点目の嘱託医の報酬の関係でございますが、こちらにつきましてはこの接種の枠の拡大、あるいは接種会場を2会場で同時開催ということで今後予定はしているところでございますけれども、相対的な予算額に関しましては逆に接種の日数、こちら当初予算の中では151日で見込んでいたところでございますが、こちらが今後接種枠の拡大、あるいは接種会場の同時2会場での接種ということで日数のほうは逆に短縮、短くなるということもございますので、予算といたしましては逆に少なくなるということで見込んでいるところでございます。 以上です。 ○議長(小谷野晴夫君) 18番、村尾光子君。 ◆18番(村尾光子君) おおむね分かりました。 ただ、この医師の報酬ですが、これは財源は国から交付される臨時交付金ですか。 ○議長(小谷野晴夫君) 総務部長 ◎総務部長(手塚均君) 議員ご指摘のとおり臨時交付金を活用することで予定してございます。 ○議長(小谷野晴夫君) ほかに質疑ありませんか。 15番、磯辺香代君。 ◆15番(磯辺香代君) 新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業について伺います。 求職活動要件のところに、資料を読みますと就労による自立が困難であり本給付終了後の生活の維持が困難と見込まれる場合は、生活保護の申請を行うことというのがございますが、これはもう支援金支給をやめて生活保護につなぐという意味なのか、その際既に借りている200万円についてはどうなるのかというのを伺います。そして、これは一つですね。 それからもう一つ、総合支援資金というものの貸付を受けていらっしゃる方に、これは社協が窓口と聞いていますが、このような方に下野市の場合フードバンク等の支援を行っているのか。あるいは民間のフードバンクとつないだりしているのかどうかというのを、分かったら教えていただきたいと思います。 それから、3つ目ですが、受付期間が2か月ということになっています。これは支給対象世帯が限られてきますよね。200万円既に借りてしまった方なので。だからこういうふうに2か月と区切っていらっしゃるのか。ここで55世帯以外の市が把握していない世帯とかそういったものについては、あまり考えていないということでしょうか。 それから、低所得の子育て世帯に対する子育て生活支援特別給付金事業ですが、3年度の住民税非課税の方というのは捕まえやすいと思うんですけれども、急激に収入が変化した方というのは、あるいは住民税非課税相当の収入となった方というのは捕まえにくいわけです。この方々は申請が必要ということですが、こういった方々への情報の届け方というのは、広報に載せる届け方というのはどうお考えなのかを伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(小谷野晴夫君) 健康福祉部長健康福祉部長(福田充男君) お答えいたします。 まず、1点目の自立支援金支給事業の求職活動要件の中で生活保護申請の要件が入ってございます。こちらにつきましては、この自立支援給付金の事業につきましては、就労による自立を図るための支援金の給付でございます。この支援金を給付いたしまして、どうしても就労につながらないと、で、生活の維持が困難であると、そういった場合につきましては生活保護の申請をしていただくということで要件に入ってございます。 続きまして、2点目でございますが、この支援金の窓口、社会福祉協議会のほうでフードバンク、こちらの案内等についてのご質問でございますけれども、この総合支援資金の貸付等に当たりましても前段で社会福祉協議会のほうに相談等をしていただいている状況でございますが、その相談の中でケースによってはこういったフードバンク、こういったものの案内などもしていただいているところでございます。 続きまして、3点目でございますが、自立支援金の給付の期間でございますが、こちらにつきましては支給期間は3か月となってございます。     〔「受付期間です」と呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉部長(福田充男君) 失礼しました。 受付期間は、7月から8月末の2か月ということになってございます。こちらの支給の対象につきましては、先ほどご説明させていただいたように、総合支援資金の貸付が上限に達してしまった世帯55世帯が対象ということでございますが、こちら社会福祉協議会のほうに貸付の申請をしていただいてこの上限に達している世帯がこの数でございますので、この世帯に対しまして要件を満たす場合は支援金のほうを支給をしていくということで考えてございます。 続きまして、4点目でございますが、こちらは低所得者の関係で家計急変に関するご質問でございますけれども、こちらは令和2年について一定の収入があったために令和3年度は住民税が非課税となっている方が、コロナ感染症の影響によりまして収入が減少しており、令和3年1月以降のいずれかの1か月の収入額、これを12倍した年収見込額が住民税非課税相当とみなされる場合がこの家計急変の対象ということで捉えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小谷野晴夫君) 周知の方法等。健康福祉部長健康福祉部長(福田充男君) 失礼しました。 ご質問の1点目に対しての回答でございますが、上限額200万円、こちらを返済につきましては翌年非課税世帯になる場合は返済は免除されるという規定になってございます。 それと、失礼しました。3点目のご質問の中で55世帯の対象、こちらについてそれ以外の世帯への対応ということでございますが、今回のこの支援金に関しましてはこの55世帯が支給の対象の世帯ということになりますので、それ以外の世帯については今回のこの支援金に関しましては対象外ということでの扱いになってございます。 また、4点目のこの低所得者、こちらの事業の周知に関しましては、こちらについてもホームページあるいは広報、そういった媒体を活用いたしまして周知のほうはしてまいりたいということで考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小谷野晴夫君) 15番、磯辺香代君。 ◆15番(磯辺香代君) 先ほどの求職活動要件のことですけれども、そうすると就労による自立が困難でありというのは一応支援金支給を3か月行ってみて、就労による自立が困難というのを判断するということですよね。支援金支給を行う前に生活保護につなぐということではないということですよね。分かりました。 フードバンク、市内にもフードバンクずっとなかったんですけれども、今もあるかどうか分からないんですけれども、できたのはできたんです。それで社会福祉協議会から紹介されているのかどうか分かりませんが、今お伺いしたところでは案内しているとおっしゃったので案内はどこを案内しているのかを伺いたいと思います。 そして、この支援金支給については200万円を借り切ってしまった方、つまり55世帯の方がはっきり言って対象だというふうに考えなければならないということですよね。これ以外の方については、こういう制度があるということは内緒にしておくわけにはいかないので、困っていらっしゃる方は必ず社会福祉協議会にご相談くださいと。そこで細かい説明をやりますからでもいいので、呼びかけていただければと思います。 それでは、フードバンクのことについてお願いします。 ○議長(小谷野晴夫君) 健康福祉部長健康福祉部長(福田充男君) お答えいたします。 まず、1点目のフードバンクでございますが、こちらについてはその相談の際に案内等はさせていただいているということで、フードバンクにつきましても下野市内ですと1か所あるかと思います。また市外にもそういったフードバンクもございますので、そういったところをご案内させていただいているところでございます。 また、2点目の支援金の関係でございますが、こちらについてはこの今回の支援金は貸付が上限額に達してしまった方ということになるわけでございますが、この貸付制度のほうは本年の8月まで継続はされてございますので、こちらの支援金の支給の対象にならない世帯の方でやはり生活に困窮しているといった方につきましては、こちらの総合貸付資金、こちらのほうの貸付を利用していただくということになろうかと思いますが、そちらのほうも含めて広く周知のほうは努めてまいりたいと考えてございます。 ○議長(小谷野晴夫君) 15番、磯辺香代君。 ◆15番(磯辺香代君) このような時代になってしまった社会情勢といいますか、コロナのためになっていますので、この自立支援金支給事業というのは例えば7月以降の申請月より3か月、3か月で終わってしましますよね。そして、総合支援資金も最大限借り切ってしまった。しかし、職業に就けない方というのは出てくるのではないかなと心配しますので、その先のこともお考えいただければというふうに思います。生活保護につながる人も中には出てくるかもしれませんけれども、3か月というのは多分おそらくあっという間に終わってしまうと思いますので、よろしくお願いいたします。 それで、フードバンクのご紹介なんですが、やはりお弱い方というのは何といいますか積極的に前に出られないというか、自分から言えないというような気持ちにもなっていらっしゃると思いますので、つなぐ役を社会福祉協議会にしていただければうれしいんですけれども、それだけの気持ちの前へ行く力というのはなかなかないので、じゃ、こちらのフードバンクに社会福祉協議会からご紹介しておきますからというふうに、そこまで踏み込んでやっていただければありがたいと思います。 で、社会福祉協議会も持っていらっしゃるんですよ。いろいろな寄附でお米とかたくさん。そういうのもこういうときこそ放出したらいかがかと思うんですけれども、これは要望として申し上げます。 以上です。 ○議長(小谷野晴夫君) 広瀬市長。 ◎市長(広瀬寿雄君) ただいまのご要望についてと、その前の自立支援金支給事業、この大きな部分というのはこの新型コロナウイルスによって離職をされたり、給与所得がなくなった方に対しての一時的な生活支援貸付制度であったわけで、本来景気が元に戻ってくればという思いの中での動き方でありました。ですから、このままでいくと簡単に生活保護のほうに移行してしまう状況、こういったものを防ぐために延長の部分も踏まえた制度ということで、国と地方様々な協議をした中でつくられてきた制度となっております。今議員からご指摘がありましたように、このコロナの状況によって経済状況がどういう形で立ち直っていくかという部分もありますが、できる限りこういった部分で支援をさせていただき、多くの方に元の生活に戻れる状態を引き続きつくっていけるような体制づくりをしていきたいというふうに考えております。 また、先ほどのフードバンク等をはじめとするサポート事業に関しましては、社会福祉協議会とも協議を担当部のほうでしております。その中において、できるだけ生活弱者、情報弱者という部分においては情報を流すようにということでお願いをし、共に足らない部分で新たに個別の中で市ができるようなことがあれば社会福祉協議会と協議しながら新たな施策等々も踏まえた中での密な連絡体制を取るように指導していきたいと考えております。 ○議長(小谷野晴夫君) ほかに質疑ありませんか。 総務部長 ◎総務部長(手塚均君) 先ほど、村尾議員から医師の報酬の財源につきましてご質問があった件でございますが、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。 こちらの財源につきましては、先ほど臨時交付金と申し上げましたが、昨年の臨時議会でワクチンの接種に関して予算計上させていただきました新型コロナウイルスワクチン接種対策費の国庫負担金、10分の10でございますが、こちらのほうを充てる予定でございます。訂正させていただきます。 ○議長(小谷野晴夫君) ほかに質疑ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) ないようですので、これで質疑を終結します。 これから採決します。 採決は起立で行います。 初めに、議案第41号について採決します。 本件は、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立全員です。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号について採決します。 本件は、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立全員です。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小谷野晴夫君) 以上で、本日の日程は全て終了しました。 会議を閉じます。 ここで、市長の挨拶を求めます。 広瀬市長。     〔市長 広瀬寿雄君登壇〕 ◎市長(広瀬寿雄君) まず、冒頭第97回全国市議会議長会定期総会において永年在職の表彰があったということで、磯辺香代議員が20年の在職、そして石田陽一議員が15年の在職ということで、この後表彰の栄に浴されるというふうに伺っております。長年にわたり市民の厚い信頼の下、経験年数を積まれたご両名に心からお祝いを申し上げると同時に、さらなるご活躍をお祈りしたいと思います。 それでは、令和3年第2回下野市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、本会議並びに各常任委員会におきまして提出議案を慎重にご審議賜り、議決、承認いただきましたことを心より感謝を申し上げます。審議過程におきまして頂戴いたしましたご意見、ご指摘等につきましては、十分留意をし、さらなる改善を図り市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。 さて、新型コロナウイルスの感染状況につきまして、本県内における累計感染者数は6,700人を超え、昨日現在の感染者数は222名であることから、引き続き予断を許さない状況であり、県では警戒度を県版ステージ2.5の厳重警戒としながらも、ステージ3、重点措置のボーダーライン上にあるとしているところであります。また、本市内の感染者につきましても今月に入って昨日までに4名の方が感染が確認されており、感染拡大に注意を要する状況が続いているところであります。 一方、コロナ禍を終息させ、日常を取り戻すための切り札となるワクチンの接種でありますが、本市では65歳以上の高齢者の接種が順調に進んでおり、1回目の接種を終えた方は6月15日時点で40.4%となっております。高齢者の接種につきましては、7月末までに完了することを目指し、集団接種会場における予約枠を増やすなど接種体制の強化を図り、安全かつ迅速な接種に向け全力で取り組んでいるところであります。また、60歳未満で基礎疾患をお持ちの方への対応といたしまして、市内の12歳から59歳までの方がおられる世帯に基礎疾患における接種券優先送付申請書をお送りしております。これは基礎疾患がある方で優先接種を希望する方を事前に把握させていただくものであります。申請をいただいた方への接種券の発送は7月5日を予定しており、予約受付につきましては7月9日から開始する予定となっております。ワクチン接種につきましては、医師会、看護協会、薬剤師会等関係各位のご協力に心から感謝申し上げますとともに、引き続き接種を希望される方ができるだけ早期に接種を受けられるよう全庁を挙げて全力で取り組んでまいります。 そのような状況の下、東京2020オリンピック競技大会の開幕までいよいよ35日となりました。本市はこれまでキプロス共和国のホストタウンとして選手団を受け入れる準備を進めてきたところであります。今定例会の冒頭でも申し上げましたが、キプロス共和国のオリンピック委員会から予定どおり本市において事前キャンプを実施する旨の連絡を受けております。本市といたしましては、キャンプの受入れに当たりアスリートの健康管理や移動、宿泊など場面ごとの新型コロナウイルス感染防止対策に最大限配慮し、受入れマニュアルを遵守しながら安全・安心なキャンプ運営に努め、キプロス選手団を全力でサポートしてまいります。 また、今回の東京オリンピックでは、前回のリオデジャネイロオリンピックで銅メダルを上回る成績を目指して出場する男子柔道60キロ級の高藤直寿選手を市民の皆様とともに声援を送るパブリックビューイングの計画を進めてまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況であることから、市民の皆様の健康と安全を最優先に考慮し、パブリックビューイングについては中止を決定したところであります。パブリックビューイングは中止となりますが、大会前にはオンラインによる高藤選手の壮行会を開催し、市民の皆様からの激励のメッセージをお届けするなど、市民の皆様と一丸となって精いっぱい応援してまいりたいと考えております。 最後になりますが、梅雨空が続く中、議員各位並びに市民の皆様におかれましては、引き続きの感染予防対策に努めていただきますようお願いを申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。 ○議長(小谷野晴夫君) それでは、閉会に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。 本定例会では、令和3年度補正予算案、人事同意案及び条例の制定、改正、廃止等が審議されました。 議員の皆様には終始極めて真剣にご審議をいただき、それぞれ適切な結論を得たところであります。深く御礼を申し上げます。 また、執行部の皆様には議案説明や質疑等にご協力いただきまして、大変お疲れさまでした。 審議の過程で議員各位が述べた意見、提言等につきましては、十分尊重しつつ、市政各般における向上を期し、さらに一層の熱意と努力を払われるよう希望するものであります。 これから本格的な梅雨の時期を迎え、暑さも厳しくなってまいります。引き続き新型コロナウイルス感染症予防に努めていただきますとともに、熱中症等にならぬよう健康には十分留意され、本市発展のためますますご活躍されるようご祈念を申し上げ、閉会の挨拶とします。 以上で、令和3年第2回下野市議会定例会を閉会します。 △閉会 午前10時59分...